DIYを楽しむのに覚えておきたいワザはやはり木ダボの作業だと思います。
木ネジを使わないで木材の結合も出来ますし、木ネジを締めたあとにも、その部分を木ダボで加工することで美しい仕上がりになったりもします。
ダボというと、本棚の棚受けで使っている金属のダボもあるのですが、木ダボの使い方の殆どが木材の加工で使用しているのではないでしょうか?
今回はDIYでは欠かせない木ダボの作業について解説していきましょうね^^
木ダボの使い方!
木ダボの種類として、始めから木ダボとして加工されているものが、袋づめでホームセンターで売られています。
木ダボの太さは6㎜、8㎜、10㎜があります。このような木ダボは主に木材の接合部分に使うと便利だと思います。
私は1×4(ワンバイフォー)のホワイトウッドの木材を合わせるときなどによく使っています。
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そしてもう一つのダボの使い方としては、加工している同じ木材で、ダボ錐を使って木ダボを作ってしまう!ということも出来るのですよ^^?
この木ダボのメリットは殆ど目立たない美しい木材加工が出来るところだと思います。
ドリルの穴あけとマーキングポンチの活用術!
それでは具体的に木ダボで1×4(ワンバイフォー)の接合作業工程を紹介しましょう!
この2枚の木材側面を木ダボで接合していきますね^^
【ステップ1】
まずは木ダボを打ち込むためにドリルで穴を開ける必要がありますよね。
そのために “けがき” をしてドリルで穴を開ける位置決定をするわけです。(赤丸部分)
今回はこの “けがき” はこのような便利なツールを使っています。ラクダのツーバイフォー定規です。
このツーバイフォー定規を使えば、1×4の厚み19㎜のセンター値である9.5㎜の部分に簡単に “けがき” することが出来ます。
【ステップ2】
木ダボを打ち込むための1×4材を2×4材でクランプして固定する。ドリルで穴あけするときの安定性を維持させましょう!
【ステップ3】
下穴錐で穴をあける。基本的に、今回のような木ダボの作業以外の木ネジの締め付けなども下穴錐を必ず使うようにすることをお勧めします。
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【ステップ4】
木ダボ専用のダボ錐ドリルビットで垂直に穴が開くようにする。
木ダボの太さの普通のドリルビットでも穴あけは可能ですが、ダボ錐ドリルビットはストッパーがあるので便利に使うことが出来ます。
19㎜厚のセンターに3箇所、木ダボを埋める穴を開けました。
【ステップ5】
木ダボを埋める前に、マーキングポンチをこの穴に埋め込みます。
指で簡単に埋め込みできない場合はハンマーで軽く打てば挿入されます。
【ステップ6】
1×4材の側面に3箇所にマーキングポンチを埋め込んだら、接合させる1×4材にポンチ跡がつくように直角に木材に添わせながらゴムハンマーで軽く叩く。
そうすると、このようにマーキングポンチの跡がこれから穴あけする(接合される側の木材)1×4材にもつくようになります。
拡大するとこんな感じ!
【ステップ7】
マーキングポンチの跡の部分を「ステップ3」からの作業手順で同じようにドリルで穴あけ作業をする。
【ステップ8】
木工ボンドをダボ穴と側面に塗布する。木ダボを穴に埋めるとき硬い場合はハンマーで斜めに入らないように気をつけながら行う。
【ステップ9】
ゴムハンマーで木材の両隅を軽く叩きながら平行して接合するようにする。
完成です!
一寸の狂いもなくピッタリ接合されています^^