ラブリコの使い方!耐荷重は?ディアウォールよりおしゃれ?

 

今話題の「ラブリコ」についてのアレコレをまとめました。

 

DIYを趣味にされている方々には、よく知られた「平安伸銅」さんの提供する「ラブリコ」についてのアレコレをまとめてみたいと思います。

 

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また、これからDIYの世界に挑戦してみようと言われる方々には、初歩的な話として読んでみてくださいね^^

「ラブリコ」の使い方は?

 

まず、ラブリコとは「LABRICO」と表記した、「女性や家族が楽しめる、安全で手軽なDIYパーツブランドです。」を前面に押し出した製品で、「これまでは業務用や男性向けが多く、複雑な手順や工具が必要だったDIYパーツを、安心して使い続けられる、家庭向けのパーツとしてご提案します。」と説明されています。

 

また、この名の由来は、LABRICO = Laboratory(ラボラトリー)+Bricolage(ブリコラージュ)の合成語で、「実験室で行うDIY」というくらいの意味になるのでしょうか。

 

そうした、製品ですが使い方としては、床面と天井部分を壁面に沿って棚などを作る際に、突っ張り棒の要領で支柱を立てる際に、床面、天井面と支柱の接着面を物理的につっかえる製品になります。

 

使用方法はいたって簡単で、支柱となる材木などの両端を寸法通りに切断し、その両端に装着するものです。

 

ラブリコを立てるのに必要な2×4材はDIYではよく使用する柔らかい木材で、2×4という決まったサイズで、どこのホームセンターの資材コーナーでも購入できます。

 

その資材を使用して、「ラブリコ」はつっぱり棒の技術を生かしたアジャスターでしっかり天井に「つっぱる」ので、 従来製品に比べて耐震性にもすぐれ倒れにくく、安全性が高くなっています。

 

女性でも使用しやすくこうした耐震性にも優れているということからも人気が出ている秘密かもしれません。

 

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「ラブリコ」の耐荷重の実数値について

 

ラブリコ「2×4アジャスター」の場合ですと、柱1本当たり20kg までで、これは棚板を使用する場合は棚板の重さも含みます。

 

しかし、先ほども書きましたように床面と天井面に突っ張り棒の要領で設置するため、天井や床材の構造・強度等によっては天井や床材が変形し、緩む可能性もありますので、取り付け2 ~ 3日後、その後も週に1回程度定期的に調節ねじを確認しなければなりません。

 

ラブリコ「2×4 棚受シングル・ダブル」の場合は、棚板1 枚当たり30kg までで、棚板の長さは120cmまで、段数は4段までと規定されていますので注意してください。

 

 

 

次に、ラブリコ「2×4 ジョイント」の場合は、柱1本当たり10kg までとなっています。このほか、棚板の両側に柱を立てる場合には、メーカーより発表されている使用荷重は実験値ですが、設置場所や、使用木材によって条件が変わる為、保証されているものではありません。

 

ちなみにメーカーが公表している、使用例の耐荷重は、SPF 1×4 材を棚板として使用する場合は長さ100cmまでで10kg まで。

 

SPF 1×6 材を棚板として使用する場合は長さ100cm までで15kg まで。SPF 1×8 材を棚板として使用する場合は長さ100cm までで20kg まで。となっています。

 

 

「ディアウォール」との違いは?

 

「ラブリコ」と同じ用途で使用される「ディアウォール」は、ホームセンターで売られている2×4材(断面サイズ約38mm×89mm)を使って、壁に傷をつけることなく簡単に柱を設置できる便利グッズとして販売されているものです。

 

「ラブリコ」も「ディアウォール」もともに、2×4材を立てるという点では、よく似ていますが、ここでその違いをご紹介しますね^^

 

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「ディアウォール」はその「バネの力」を使って柱を突っ張らせるのに対し、「ラブリコ」は「アジャスター」と呼ばれるパーツのネジを締めることによって柱を立てます。

 

「ラブリコ」の場合、ネジを使って突っ張らせることで、「ディアウォール」よりも細かい調整をすることが可能となります。

 

 

また、「ラブリコ」には柱を立てる「アジャスター」の他に、棚板を支える「棚受シングル」、両側から棚板を支えることができる「棚受ダブル」、2本の2×4材を接合することができる「ジョイント」というパーツが販売されていますので、DIYでの自由度が増し、いろいろなアングルで楽しめ、「おしゃれ」な空間を演出できるようになります。