OSBボードの欠点は?床や壁の内装にも使える?厚みや規格を調査!

 

DIYの流行とともに、OSBボードで棚やテーブルや収納ボックスなどを作り、その素材として、また脚光を浴びています。

 

確かに、材料としての見た目もいいですし、金物などとの相性もよく、さらには加工がしやすいので、人気が出るはずです。

 

OSBボードの、詳しい材質などにつきましては、以前にも、このブログで取り上げましたので参考にしてみてください。

 

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今回は、販売されているOSBボードの欠点や規格について解説していきたいと思います。

OSBボードの欠点とは?

 

欠点を知り、その欠点を補うようにすれば、DIYの素材として魅力を最大限に引く出すことができます。ですから、まず、OSBボードの欠点について解説していきます。

 

まず、水にはかなり弱いということです。ですから、常時水がかかるような場所に使うようなものや、水周りには施工しない方がいいです。

 

水を吸いますと、膨張してしまい、どんどんその繊維が解けてきてしまいますので見栄えが良くありません。

 

時間が経過すると多少のたわみが発生してきます。経年により、発生するのです。

 

ですが最近は、糊なども改良されてだいぶ改善してきているようですのでそんなに大きな心配は不要かと思いますが、一応覚えておいてください。

 

長く時間が経過しますと、全体的に色がくすんできます。

 

内装材として施工したばかりの頃は、明るくていいのですが、だんだんと黒くなってきますので、部屋全体が暗くなってしまうことがあります。ですから、そのことを考慮して施工する必要があります。

 

無垢板のように綺麗ではないということです。日本の建材より、荒い感じがします。

 

これは、この素材の特性ですか。ですから、この荒さを生かすも殺すもあなた次第ということになります。というか、好みの問題にはなると思いますが一応留意しておきましょう。

 

一番の問題は、糊を使用していますので、シックハウス症候群が心配ということです。

 

もちろんシックハウス症候群に対応した、ホルムアルデヒドの発散を抑えたものも存在しています。

 

ですが、本当に敏感なかたは、もしかすると、シックハウス症候群になる可能性は否定できません。

 

内装材として使用する場合には、特に注意された方がいいです。

 

また、OSBボードには特有の香りがあります。その香りが、残るということはあります。好きな方は、問題ないと思いますが、一応注意しておきましょう。

床や壁の内装にも使えるか!?

 

先にも少し書きましたが、もちろん、床や内装に合わせた規格(強度などがあるもの)のものがありますので、もちろん使用することは可能です。

 

ですが、欠点のところでお話ししたことには注意が必要です。

 

ホームセンターで一般的に、合板と一緒のコーナーに販売されているものですと、壁の下張りに使用するか、壁に使用するくらいのものです。

 

下記のように厚いものが販売されていればいいですが、薄いもの床材の使用には適さないですので、注意が必要です。

 

厚みや規格は?

 

では、壁や床にはどのくらいの規格のものを使用すればいいでしょうか。

 

まず、大きさの規格からです。特注で、かなり大きなものも注文できますが、DIYで、そこまでする必要はありませんよね。ですから、通常ネット通販やホームセンターなどでも販売されているものについて解説していきます。

 

まずは、大きさです。

  • 横 910ミリ 長さ 1820ミリ
  • 横 910ミリ 長さ 2420ミリ

が規格として存在しています。

 

ですが、多少の誤差がありますので、ぴったりというわけにはいかないものも多くあります。プラスマイナス最大で3ミリくらいはあると考えておいてください。

 

次に厚みですが、

  • 9.0ミリから9.5ミリ:壁の下張を中心に使用されます
  • 11.0ミリから12ミリ:屋根の下地を中心に使用されます
  • 15ミリ:床の下地に使用されます
  • 18.5ミリから30ミリ:床の下地に使用されます

のように、商品がラインナップされています。

 

 

まとめ

欠点などを考慮しながら使用すれば、かっこよく、おしゃれなに色々作ることができそうです。

もちろん気軽に使える壁材として、DIYすることも楽しそうですね。OSBボードを使用して、DIYの幅を広げてみてはいかがでしょうか。