オニメナットとハンガーボルトの種類や使い方!下穴の作業方法は?

 

今回はオニメナットとハンガーボルトについて解説して行きましょう!

 

木材同士の締結にはいろいろなやり方があるのですが、代表的なのはコーススレットなどのビスを使った締結。

 

シンプルなところでは木工用ボンドによる接着も締結方法の一つです。

 

あと見た目の美しさでは、ダボを使った締結もあります。

 

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そして今回紹介するオニメナットとハンガーボルトの組み合わせによる木材の締結ですね。

 

一般的にはテーブルや椅子など家具の足部分の連結に使われてます。

オニメナットの種類

 

まずはオニメナットの種類ですが大きく分けてハンマーを使う『打ち込み式』とインパクトドライバーやレンチを使った『ねじ込み式』に分かれます。

 

 

あと『つば付きと無し』があるのですが木材の強度た締め付け部位などの状況によって選ぶようにします。基本的にはつば付きが作業しやすく、強く固定されます。

 

パッケージにはそれぞれの仕様が記載されています。八幡ねじの場合は打ち込み式はAタイプでつば無し。

 

ねじ込み式はDタイプでつば付きになります。

 

AタイプとDタイプがあると言うことはBやCタイプもあるのでは?と思いますよね^^?

 

はい!あります。例えばAタイプの打ち込み式につば付きのあるBとCタイプ。Dタイプのねじ式でつば無しのEタイプなどです。

 

今回は一般的によく使われるAタイプとDタイプの使い方を解説しましょう!

 

オニメナットとハンガーボルトの使い方!

 

今回は一般的によく使われるテーブルの足部分の連結作業の手順について、オニメナットとハンガーボルトの使い方の説明をして行きましょう!

 

【手順1】 オニメナットの下穴開け

オニメナットはM6のねじ込みタイプでつば付きを使用します。

 

この場合オニメナットのパッケージ裏側を見ると、赤枠のようにM6は参考下穴が8.7〜9.0になっています。

 

今回は使用しているホワイトウッドは軟らか目の木材なので8.7のドリル錐を使用しました。

 

 

【手順2】 オニメナット取り付け

M6六角ビットを使いインパクトドライバーもしくは六角レンチで手締めする。

 

つば付きのオニメナットだとインパクトドライバーでガッチリ目に締められます。

 

【手順3】ハンガーボルトの下穴開け

オニメナットがM6なので当然、ハンガーボルトもM6を使用します。

 

この場合の下穴の大きさですが、使用するハンガーボルトの7割サイズのドリル錐を使うようにします。

M6×0.7=4.2㎜のドリル錐を使用

 

 

【手順4】ハンガーボルトの取り付け

 

ここではハンガーボルトを下穴にねじ込むときに、M6ナット2個を使ったダブルナットでのねじ込みが必要になります。

 

2個のM6ナットをハンガーーボルトに取り付け、下側のナットをスパナで固定して、上側ナットをモンキーで締め付けロックします。

 

出来ればこのとき薄手スパナだと作業もスムーズになります。

 

 

【手順5】 ハンガーボルト取り付け

ダブルナットがロックされ固定されたら下穴にハンガーボルトを締め付けて行きます。

 

ハンガーボルトの木ネジ部まで締め込んだらボルトを緩め取り外します。

 

取り付けはこんな感じ!

 

【手順6】オニメナットとハンガーボルト締結

ここまで来れば簡単です!オニメナットとハンガーボルトを組み合わせて締め付けます。

完成です!

 

 

まとめ

 

DIY初心者にも今回のオニメナットとハンガーボルトの組み合わせは、木材の接合としてお勧めします。

 

オニメナットは亜鉛合金のダイカストなので木材に埋め込んだときに、強度を劣化しないで何回でも脱着が可能になります。

 

いろいろな用途で使えるオニメナットとハンガーボルトでDIYの楽しさの幅を拡げてて下さいね^^