今、DIYの世界でもリメイクした「すのこ」
が話題になっています。
「すのこ」と聞くと、昔ですとお風呂場の下敷きかに使用されていた「敷板」をイメージされる方々も多いと思いますが、今はDIYショップや100円均一ショップ等で小型の「すのこ」が販売されたりと、注目度合いが高いことがうかがえます。
すのこDIYで釘を使わない簡単リメイク!
簡単な「すのこ」ですと釘を使わず、木工用ボンドで組み立てられたものが多く、その接着力も十分にあり少々の荷重がかかっても剥がれたり、分解したりしないのが特徴になっています。
釘を使わず出来上がった「すのこ」ですからこれをリメイクするにも釘を使いたくないですよね。
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すのこ(100均vsホームセンター)の分解方法は?
「すのこ」のDIYによる使用法としては、数多くのインテリア関係の壁掛けや、屋内外を問わず小物棚などが作られたりしています。
この場合は、いくつかの定番「すのこ」を組み合わせて接着することでシェルフを作ることができます。
「すのこ」は、元々頑丈に出来上がっているものが多いので、それを組み合わせることで、十分な強度を得ることができます。
大物になれば、簡易ベッド等を作ったDIY例もあります。
子供部屋等でスペースに制限があったり、自分なりのベッドを作ってあげたいと思われた方々が、補強材などを使いながら、部屋に合った寸法で作られたりします。
ここで、注目するのは「釘」を使用しないことで、錆びにくくなっているということです。
よく屋外に置いた植木棚などで、釘の頭部分で錆が浮いて出てくることがあります。
次にご紹介する塗装に関してキッチリやったとしても、所詮、釘は金属ですので、ちょっとでも水分と空気さえあれば「錆」は浮いて出てきます。
それによって強度は下がるのと見た目が悪くなってしまうことはよく経験されていることと思います。
ここで紹介した、一般的に使用されている木工用ボンドを充分量使用することでその難点は解消されるとともに、木工用ボンドは、乾燥すると透明になるため、少々「すのこ」と「すのこ」の接合部に隙間が空いていても透明なボンドで埋められていると言うことになり、強度は落ちにくくなります。
すのこDIYでリメイク!色塗りの注意点は?
では、次に自分の個性を生かした「すのこ」の塗装についてご紹介したいと思います。通常良く行われてしまうのが、「ペンキ」をそのまま塗りたくってしまうことです。
これではせっかくのDIYが台無しになると思います。それもいいという方はそれでいいかもしれませんが、ここではちょっと趣向を変えて「オイルステイン」を紹介したいと思います。
ペンキですと、刷毛目が気に掛かったり、乾くまで相当の時間を要することになりますので、ここで紹介する「オイルステイン」を活用されればどうでしょうか。
「オイルステイン」とはすにでよくご存じの方も多いと思いますが、木工用に用いられる、顔料の一種で、特にDIYを始められて間もない初心者の方には推薦できる塗装材です。
名前の一部になっている、「ステイン」というのは、葉っぱなどの「汚れ」という意味で、紅茶などを飲んで歯に汚れが付くことを「ステイン汚れ」といいますが、そのステインのことを指しています。
塗料としてのオイルステインは種類も豊富で、DIYショップやホームセンターなどでも手に入りやすい塗装剤です。
オイルステインの代名詞と言えば!
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DIY系の中では、室内インテリアだけでなく、室外のエクステリア系(ウッドデッキとか)にも良く使われます。
これを今回は「すのこ」で作ったウッドシェルなどに使ってみてはというご提案です。
すのこで作る自分だけのオリジナル作品
上に紹介した「すのこ」で作るブックシェルや植木棚といったものの塗装にオイルステインを使っていただく理由をお示しました。
第一に、「気持ちよく楽しく塗れる」ことが上げられます。DIYは仕事ではないので、この「楽しく」という要素が重要で、ある程度楽で気持ちよく塗れることが大切だと思います。
オイルステインはペンキのように材質に上乗せした塗装とは違い、「すのこ」の材料に浸透して着色するタイプの塗料なので、刷毛の運びも良く、塗料の伸びも良い感じになります。
と言うのも、ペンキより粘度が低く、水に近い感覚で塗れることが面白い要因になっています。
次には、「刷毛目」を気にしなくて良いということにあります。これらお長所を生かし、貴方も「すのこ」DIYをやってみてはいかがでしょうか?