ラブリコについての記事は以前にも書きましたが、今回は実践編としてラブリコを実際に使っての強度実験です!
なんて硬い話しではなくてですね・・・実は、妻にDIY工具や塗料が多くなり整理しないと捨てられてしまうという状況にまでなりましてwww
そこで今回は、押入れに工具箱ごとぶっこんでいた工具や塗料を、ラブリコと2×4材、桧材、そして有孔ボードなどで工具棚を作りラブリコの強度を確認しましたので報告しますね^^
このページの目次
ラブリコを使った工具棚の作り方!
【step 1】
2×4材を取り付ける位置の寸法を測る
ラブリコを使って2×4材を切るときは、床から天井までの高さから−95㎜の寸法で切るようにします。
今回の場合は押入れのなかなので画像のように天板から天井までの高さになります。

【step 2】
2×4材を切る
下側の天板から天井までの高さが1200㎜だったので95㎜をマイナスした1105㎜で2×4材を切るようにします。
まずは、1105㎜の部分にケガキします。

細かいことかも知れませんが、さしがねの使い方も説明しておきますね^^
木材を切るときに大切なことは直角に切ることなのです。
その意味でもさしがねの役割はかなり大きいので正しい使い方をしましょうね。
さしがねの長手の部分を2×4材の側面にしっかりと密着させてペンを斜めにしてケガキを行います。
注意事項としては、さしがねの長手部分を2×4材の上面に乗せるのではなく、2×4材の側面に密着させるようにします。
そして2×4材を垂直に手動で切るときに必須ツールがソーガイドミニなのです。

丸ノコを準備して切るまでもない!でも垂直に切らなければならないときなど、本当に手軽に正確に切れるのでソーガイドミニは超オススメです。
【step 3】
2×4材にビンテージワックスを塗る

ビンテージワックスの塗り方は下記の記事を参考にしてもらえれば良いと思います。
↓ ↓
ビンテージワックスの使い方!色移りや臭いは?小箱の塗り方は?
【step 4】
有孔ボードにビンテージワックスを塗る

有孔ボードにビンテージワックスを塗る場合、2×4材のように木目がキレイに出ないので色ムラも出やすいです。
今回は2度塗りして色ムラは解決しましたが、有孔ボードの場合はブライワックスで少し粘土がゆるい方が良いかも知れません。
ブライワックスの塗り方はたわしとハケで簡単仕上げ!人気色は?
【step 5】
ラブリコ取り付けと2×4材の仮設置
ラブリコの取り付けは上下ともに2×4材に被せるだけなので説明するまでもないのですが、実際にラブリコを取り付け済みの2×4材を設置するときに注意することがあります。
床や、今回では天板(下側)は問題ないのですが、天井側(ラブリコの上側)に設置場所はなるべく天井のハリがあるところ、もしくはハリに近い箇所を選んで下さい。
ラブリコはディアウォールと違い、アジャスター機能なので、かなりしっかりと突っ張ることが出来ます。
天井側のベニアの一枚構造であったりするとラブリコのネジを回しても突っ張りが効かない状況もありえます。
今回は有孔ボードを取り付ける前の2×4材だけで仮設置して確認しました。


【step 6】
桧材で棚板の加工
今回は以前に購入した桧のラフ材があったので有孔ボードの上側に棚を作ることにしました。
桧のラフ材の表面はこんな感じです。

このままでは、塗料もブライワックスもうまくペイント出来ないので研磨することにします。

そこで登場するのが、個人的にもお気に入りで愛用しているボッシュのランダムサンダー(PEX260A)になります。
PEX260Aの使い方詳細はこの記事をどうぞ!
↓ ↓
ランダムサンダーの使い方!ボッシュとマキタの比較!
今回は120番のペーパーで研磨しました。こんなにキレイの仕上がるんです^^

【step 7】
有孔ボードの工具棚の設置
桧材にビンテージワックスを塗り、有孔ボードと2×4材と桧材の棚をビスで取り付けたあとに押入れに設置しました。

ラブリコでしっかりと突っ張っています。

ラブリコの強度とまとめ
有孔ボードによく使用する工具や塗料を整理してみました。

これだけの工具類や塗料な置いてもガッチリ設置されているので強度的にもまったく問題ないと思います。
ラブリコの耐荷重の数字など詳細はこちらの記事をどうぞ!
↓ ↓
ラブリコの使い方!耐荷重は?ディアウォールよりおしゃれ?
DIYの工具が増えりばかりで、なかなか整理が出来なかったのですが、押入れのなかをラブリコを使って工具棚を作ったことで工具の取り出しも楽になりました^^
【 Before】

【After】
