本当に、便利な世の中になりました。100均でもキャスターが手に入る時代です。
写真出典:http://s.webry.info/sp/436367.at.webry.info/200910/article_17.html
キャスターは、重いものを動かしたりする時に非常に便利です。真っ先に、衣装ケースを押入れなどに収納する時に使えそうと想像できます。
衣装ケースは案外重いですから、出し入れが非常に便利になります。
さらには、プランターの下に入れて、移動させたり、観葉植物を移動させたりすることができるようになれば、掃除も楽チンになります。
数ある100均の中でも、一番人気のキャスターはダイソーのものですね。
2個100円で、取り付けのネジまで付属しています。
今回はこのような、便利な100均キャスターについて解説していきたいと思います。まず、早速DIYに取り掛かりたいところですが、まずは100均キャスターの特徴を知る必要がありますので、まずはそのあたりから説明していきます。
100均キャスターの種類
100均で売っているもの多くは、平行プレートタイプというものがメインになっています。
出典:http://02memo.seesaa.net/article/404909923.html
パッケージには、プレート型と書いてありますので一目瞭然ですね。ご想像の通り、車輪に付属しているプレートをネジで止める方式です。一般的ですし、DIYする時は取り付けが一番簡単かと思います。
ストッパーやサイズについて
一番人気のダイソーのキャスターは、双輪タイプ(車輪が2つになっているタイプですね)で、もちろんストッパーも付いています。大きさは、車輪の直径が40ミリ、取り付けた時の高さが55ミリとなっています。
押入れの収納を作りたいと考えた時に、この高さが大事になって来ます。せっかく作っても、キャスターで高さが出来ますので、全体の高さを考えた上で、入らなくなるなんてことのないように注意してくださいね。
ネジ止めのプレートの大きさは、38ミリで正方形となっています。付属の取り付けネジは、太さは5ミリで、長さが15ミリとなっています。付属のネジは少し長めですので、100均に売っている板ですと、少し頭がでてしまいます。
ホームセンターの13ミリの板ですと、キャスターのプレートの厚みもありますので、ビスの先端が出るか出ないかギリギリといったところです。
ですから100均の板を使ってやるような場合は少し、短めの鍋頭の木工用のビス(ナベビス)を用意しておきましょう。
この場合は、少し強度が落ちる可能性はありますので注意してください。
100均キャスターでDIY
これまでのことを踏まえて、何を作ろうかというところですが、まず一番は衣装ケース用の移動台といったところでしょうか。これは、本当に簡単にできてしまいます。
①ワンバイフォー材を衣装ケースの長さにカットします。
②ワンバイフォー材を衣装ケースの横の長さにカットします。
③①と②でカットしたものを「すのこ状」に組み立てていきます。
この時に、長い方のワンバイフォー材の上に横のワンバイ材を載せて行くように、ビスで組み立てて行くといいでしょう。この方が、組み立てが楽です。
④「すのこ状」に組み上がったものに、キャスターを装着するだけです。この場合は、衣装ケースの大きさによりますが、3セット分6個のキャスターを使用することをお勧めします。
これで、かなり頑丈にできるのではないでしょうか。これを応用して行けば、なんでも移動台ができるかと思います。
ですが、ワンバイフォー材なんかを使用しなくても「すでに、すのこが売っているじゃあないか」という場合です。
ホームセンターなどで売られている安価なすのこですと、キャスターを取り付けた場合、その取り付け位置に多少強度に不安が残ります。実際に何度か動かしますと、わかりますが、すぐにキャスターが外れてしまいます。
また、衣装ケースに大きさが合わない場合も多いです。「100均のすのこですと大きさが・・・」ということになります。
100均の小型のすのこでも、ちょっとしたものを載せるくらいでしたら十分かと思います。
この場合は、すのこに直接ビスを打っても効きが悪いですので、一枚板を噛ませて一緒にビス止めをすることをお勧めします。
ホームセンターのすのこでも、同様にしてキャスターを取り付ければある程度の強度は出せます。この場合は、言うまでもありませんが、木工ボンドを併用しましょう。
まとめ
まず一例でしたが、100均のキャスターは、このほかにもたくさんの使用用途があるかと思います。100均キャスターの特徴を生かして、様々なDIYに応用してみてください。