最近ではDIYも本格的にやる方が増えてきて、お家の壁や砂壁などをリフォームするような方も増えてきています。
そんな時に強い味方になってくれるのが、手軽に漆喰が塗れてしまう「うまーくヌレール」です。
うまーくヌレールや漆喰につきましては、過去にも記事にしていますので、ご参照ください。
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漆喰DIY!うまくヌレールのメリットとデメリットは?
今回は、いかにしてうまく塗っていくかということを解説していきたいと思います。
うまくヌレールを施工するための準備物
まず道具の準備をしなくてはなりません。左官屋さんのプロの道具を調達してもいいのですが、実際にこれから漆喰を極めるのでしたら、プロ仕様の道具を調達していいと思います。
ですが、少しやってみたいとか、1部屋だけなんていう方の場合には、うまーくヌレール関連商品が出ています。
専用の道具で、使いやすいですので、今回はそれを使用してみましょう。
・うまーくヌレール本商品
・うまーくヌレール下塗り用
・うまーくヌレールこて・
かどこて・こて板
・養生関係の用意:マスキングテープ、
コロナマスカー、新聞紙
・ゴム手袋:強アルカリ性ですので、
素手でやるのは避けたほうが無難です。
・大きめのスプーンなど:うまーく
ヌレールが少し固めですので、うまーくヌレールのこてで取り出しますと、破損する危険性があります。
下塗りはした方がいいのか?外壁に塗れるか?
塗る前には、やはり下地作りが大事です。ですが、うまーくヌレールは、下地が、ビニールクロスの上や、砂壁の上からも塗れるということで、簡単お手軽に使うことができます。
ビニールクロスの上に塗る場合には、ビニールクロスの汚れを落として下地を作っておきます。
ビニールクロスの掃除する方法については、過去に記事にしていますので、ご参照ください。
ですが砂壁に塗る場合は、少し注意が必要です。下地が残ったままですと、塗っているそばから砂壁が細かく剥がれて、塗った後からくっついてしまい非常に厄介になります。きちんと、砂壁の下地を剥がしてから行いましょう。
うまーくヌレールのメーカーでは、合板、ブロック、ペンキ仕上げ面などの上に塗る場合には、下塗り材を使用するように推奨しています。
ですが古壁、石膏ボード、ビニール壁には、使用しなくてもいいとなっています。
しかし、下地材は、絶対に塗っておいた方がいいです。仕上がりにやはり大きな差が出ますし、何より綺麗に仕上がります。
また、石膏ボードの凸凹がある場合のは、それを埋めるのにも有効です。
また、外壁にも下塗り材を使用すれば塗ることは可能です。ですが、下地の汚れをがっちりデッキブラシなどで落としてから作業する必要があります。
ですが、寒冷地や、雨にさらされるような場所などでの使用は控えるように注意書きがあります。ですから、外壁に使う場合は、寒冷地以外で、庇が出ている外壁などで使用するようにしましょう。
また漆喰は、下地のヤニを吸い上げる性質があります。ですから、ベニヤ板などに塗ると、ヤニを吸い上げてシミのようになってしまうことがあります。
ですから、ベニヤ板などに塗る場合は、ヤニどめや漆喰用のシーラーがありますので、それを塗ってから作業を行うことをお勧めします。
うまーくヌレールの塗り方
まず基本ですが楽しくやることが大事です。少しの凸凹などは気にしないようにしましょう。細かいことは気にしない精神が大事です。
逆にいきなり綺麗に塗ることは極めて困難であるということです。左官屋さんみたいに綺麗にやるには、技術の訓練が必要です。
ですから「どうしても綺麗にやりたい」という場合は、ガレージや倉庫の壁などの目立たないところで、練習してからやることをお勧めします。
それでは塗り方です。
①塗る場所以外は、養生します。漆喰を塗ると厚みが出ますので、少し浮かせてマスキングテープをしてください。
②こて板に、うまーくヌレールを出して、こてで少し練ります。それを、こてで壁に塗りつけていきます。伸ばす時は、こてを20度に傾けて撫でるようにして塗りつけていきます。
③ここまでくれば後は繰り返し作業になります。下地材を塗った場合は、1回塗りでもいいかもしれません。ですが必要に応じで、2回塗りを行なってください。
おすすめの色
まず、初めての場合は、白はやめておいたほうがいいです。先にも説明しましたヤニの関係で汚れが目立ってしまう可能性があります。
また、オレンジなどの強い色は、少しぼやけるので、注意が必要です。思った通りの発色にならない可能性がありますのでご注意ください。
ですから、総合的に判断していきますと、最初はクリーム色がおすすめです。
まとめ
難しいことは、いろいろ書いてしまいましたが、漆喰を塗るのは本当に楽しいです。
こてでなく、手で塗っても大丈夫です。それが、斬新にできたりして、いいかもしれません。
漆喰を塗れば、部屋の雰囲気がかなり変わりますし、何より明るくなりますので、DIYとしては、やった時の満足度が高くなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。