突っ張りジャッキ(ウォリスト)の使い方!壁棚収納の取り付けは?

 

過去の記事でラブリコやディアウォールの紹介をして来ましたが、今回は最近少しづつ認知されていきた突っ張りジャッキ(ウォリスト)をご紹介しましょう!

 

賃貸物件などでも2×4材を使って手軽に棚作りなどを最初に提案したのはディアウォールですが、その後にデザイン性と突っ張り強度を改善したのがラブリコと言った感じでしょうか!?

 

そして今回紹介する、突っ張りジャッキのウォリストは、ビスとかスプリングが丸見えで何とも無骨感たっぷりですが男前DIYにはピッタリかも知れませんよ^^

 

今回、ウォリストを使って壁棚収納を作るようになった背景を少しだけ述べさせて下さい。

 

実は、妻が風水師でありまして以前から自宅の “漏財宅” が気になっていたようです。そして今回、西側の窓一面を鬱ぐ意味もあってウォリスト使った壁棚収納を作ることになったのです。

 

何やらこの “漏財宅” とは玄関から真っ直ぐ正面に窓があったりすると、お金が貯まらなく出て行くばかりだと言うのですwww

 

 

と言うことでこの窓一面を壁棚収納にDIYしようと思います。

 

個人的にはこの窓を全開にすると、東シナ海からの風が心地良かったのですが。。。

突っ張りジャッキ(ウォリスト)の使い方!

 

 

ウォリストは黒と白の2色展開していますが今回使用したのは部屋とのバランスを考えて白を選びました。

 

ウォリストに付属しているネジや、棚受け金具のネジも頭が白く、この辺の気配りも嬉しいところです。

 

 

【Step1】

床から天井までの寸法測定と2×4材のカット

 

測定にはレーザー距離計ライカディストD2を使いました。

 

床から天井までを測定し、その寸法から60㎜短くカットします。

 

床に置いてレーザー距離計のボタンを押すだけで液晶に距離表示されるので便利ですね^^ 床から天井まで2,180㎜なので-60㎜なので2,120㎜の寸法でカットになります。

 

 

 

【Step2】

2×4材をペイント

マット系のホワイトにしたかったので、やはりミルクペイントにしました。

 

 

基本的に2度塗りになります。

 

【Step3】

ウォリスト取り付け

 

2×4材の裏表の4箇所を付属しているネジで締め付ける。

このウォリストの凄いところは、ネジ式とバネ式の両方の機能を兼ね備え、何と特許まで取得しているんですよ!

 

2×4材の底面にはキズ・ズレ防止シートを貼り付けます。

 

【Step4】

ウォリストを設置する

2×4材の垂直を見るのに必要なのが、下げ振りになります。

この “下げ振り” が静止した状態で、糸と平行に2×4材なるように調整する。

 

ウォリストの側面にあるネジを右に回すことで突っ張り強度が増し安定します。ところがですね!ここで問題が発覚ですwww

 

 

ウォリストを設置しようとすると画像のようにカーテンボックスの側面が邪魔してプラスドライバーで締め付け調整することが出来ないのです。

 

そこでこんな秘密兵器があるんですよ^^アネックス(ANEX)のL型アダプターです!壁際の角になっている場所や天井付近など、スペースがなくて作業しづらいところにあるネジを回すことができる工具で、とても便利です。

 

 

 

壁棚収納の取り付け

ここからは壁棚にするために、背面部分を作って行きます。

 

【Step1】

ベニア材にビニールクロスを貼る

ベニア材の表面は汚れている場合が多いのでよく拭き取るようにします。

 

 

ビニールクロス専用ノリと、クシへらを使いムラなくノリを塗っていきます。

 

 

【Step2】

ビニールクロスを貼り付けたベニアを、壁棚背面部分として取り付ける。

 

 

【Step3】

1×4材に棚板金具を取り付ける

この時も2×4材の”内内”の寸法を測り1×4材をカットするのにレーザー距離計が便利に使えますよ^^

 

棚板金具を取り付ける!

 

壁棚背面部分と棚板を設置した仕上がりはこんな感じ!

 

Before

 

After

 

まとめ

 

今回、ウォリストの使い方として窓を鬱ぐために奥行きが薄い壁棚を目的としたので2×4材を1本のみで行いました。

 

しかし本来のウォリストの使い方として、2×4材や1×4材を束ねて一枚板にして使う方法を提案されています。その為の金具も豊富に準備されています。

 

 

 

ウォリストはディアウォールやラブリコと比べてもDIYの楽しむ範囲を大きく拡げたと言っても良いかも知れませんよ!