石膏ボードの深いキズの補修作業については以前の記事で紹介させてもらいました。
この記事で石膏ボードに深いキズを付けてしまった原因は夫婦喧嘩で、椅子の角が壁に激突して出来た深いキズだったのですが、今回は石膏ボードを貫通して完全に穴が空いた状態からの補修方法を紹介しますね^^
あっ!誤解しないで下さいね。僕達夫婦は愛し愛されとっても仲が良いのですよ。
たまたま妻が極真空手の黒帯なので今回も石膏ボードに拳の大きさの穴が空いてしまった次第です^^?
石膏ボードの穴あけ補修方法!
まずは石膏ボードに穴が空いた状況はこちら!
このボッコリ貫通してしまった石膏ボードの穴を補修して行きましょう!
【step1】
穴の空いた周りのクロスをカッターで切り取ります。
この時はまだ石膏ボードの表面部分は画像のようにキレイに取れてなくても構いません。
【step2】
カッターで切ったクロスの四角い部分の石膏ボードを石膏ボード専用のノコギリでキレイに切り取ります。
【step3】
四角い穴を切り取ったサイズの石膏ボードを作ります。
【step4】
石膏ボードの裏側の添え木を入れて石膏ボード用のビスで締め付けます。石膏ボードに使うビスについてはこの記事で詳しく説明しています。
この時の注意としては石膏ボードの表面より深くビスを締め付けることです。後の工程で出てきますが、石膏ボードの表面はパテで仕上げるようにします。
【step5】
四角に切った石膏ボードを穴の空いた部分にはめ込みます。メッシュテープを石膏ボード表面に貼り付けます。
【step6】
軽パテを使ってヘラでなるべく平らに塗っていきます。パテとメッシュテープはバラバラに買っても良いですが、家庭化学からパテとメッシュテープ(アミテープ)とヘラをセットにしたものが出ているので、こちらを使うのも良いです。
【step7】
3時間くらい乾かしてからパテの表面を紙ヤスリで削ります。
【step8】
補修用の切り取ったクロスにのりを塗る。今回はプロも使っているアミノールという壁紙用ののりを使いました。
【step9】
補修用のクロスと下側の石膏ボードのクロスを同時にカッターで切る。
【step10】
カッターで重ね切りした下側の石膏ボードのクロスを剥がします。
【step11】
のり付けした補修クロスをヘラやローラーで継ぎ目部分など中心に補修します。
完成!乾くとこんな感じです。
分かりやすくする為に継ぎ目の四方に黒くマーキングしました。離れて見ると殆ど補修したようには見えませんよ^^