ビンテージワックスの人気色であるウォルナット、チーク、エボニーブラックを主に使っていますが、ペンキやステイン、ニスなどに比べても手軽に塗れるのでDIYの楽しみ方の幅が広がるのではないでしょうか^^
最近は環境に優しく安全性にも優れた塗料が人気があるようです。
例えばターナーから発売されているミルクペイントもミルクガゼインを主原料としているので、環境や安全性にも優しい塗料になっています。
このペイントも最近人気がありますよ^^
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今回紹介するビンテージワックスもトルエンやキシレンなど化学物質は入っていないので安心して使うことが出来ます。そして「えごま油」を使用した植物油ベースで環境にも優しいワックスになります。
「えごま油」って我が家では食卓で使っておりまして・・・認知症予防とか肝機能の向上や肌もキレイにすると言われ注目されているあのオイルですよね^^
恐るべしビンテージワックス!
と言うことで今回はビンテージワックスについてまとめてみたいと思います。
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ビンテージワックスの特徴は、木の自然な木目や素材感を引き出してマットな感じに仕上げることが出来ることだと思います。
では最初にウォルナット、チーク、エボニーブラックのビンテージワックスを杉の木に塗ったので見比べて下さい。

この中でも一番人気はウォルナットになります。ではこのウォルナットを使った作品をお見せしますね^^?

座る部分の天板だけをビンテージワックスで塗装し、脚や背もたれ部分はミルキーペイント。天板は1×4の木材をダボで取付けています。

2×4のホワイトウッド。単純な四角形のオブジェですが、ビンテージワックスを塗るだけでオシャレ感がグンと上がります。

アンティークの小箱にフックの木材部分だけがビンテージワックスになります。小箱のアンティーク感はチークの水性ステインを塗ったあとに白いペンキを塗り、80番の紙ヤスリでダメージさせています。
ビンテージワックスは床を除く家具とか工作品、屋内木部など全般的に使用できるのでアイデア次第でいろいろな用途の広がりがあるのではないでしょうか!?
あと、ビンテージワックス、水性ステイン、ウレタンニスの比較も参考にして下さいね。

ビンテージワックスはマットな感じで木目の自然感が一番出やすいのではないでしょうか!?
水性ステインは着色材なので木材にその成分が浸透して行きます。したがって光沢感はありませんが木にとっては優しい材料になります。
この水性ステインを下塗りして、上塗りはターナーのミルクペイント、乾いてら80番の紙ヤスリでアンティークに演出した小物入れ!

ちなみに取手はセリアで購入^^?
ウレタンニスはペンキと同じように木材の表面に塗膜が出来るのでニスの光沢感が出やすくなります。
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水性ステインで着色し紙ヤスリでペーパーをかけてウレタンニスで仕上げる工程を踏むとかなりの艶出しニスの綺麗な塗装表面になります。ただこれは人それぞれの好みになると思います^^?
ビンテージワックスの色移りや臭いは?
ビンテージワックスはブラシやウエスで塗ったあとに拭き取るので色移りを心配する人もいるようです。
しかし、普通の塗料と同じように乾いてしまえば色移りの心配は全くありませんよ^^
そしてビンテージワックスの臭いですが、木材に塗った直後はオイルの臭いが若干しますが、これもえごま油だと思うと全く気になりませんし、乾いてからは無臭になります。
小箱の塗り方は?
それでは小箱のビンテージワックスの塗り方手順を説明して行きましょう!
小箱は1×4(ワンバイフォー)のホワイトウッドの余った材料で作ったのであしからずですwww
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ダボ部分も本来であれば埋木錐で同じ1×4の木材から木栓を作り目立たなようにするのですが、すみません!今回は市販されているダボを使用したので少し目立ってしまいましたwww

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【ステップ1】
木箱の角の部分などはマイナスドライバーなどであえてキズや打撃あとを残しアンティーク感を演出します。表面部分はワイヤーブラシなどで浅めのキズを作っても良いと思いっます。


このステップ1の工程はビンテージワックスの美しいオイルフィニッシュの仕上げ感を出したい場合はこの作業はやらなくても構いませんよ!
【ステップ2】
ダメージを与えた場合はウエスでよく拭き取ったあとにビンテージワックスを塗っていきます。


歯ブラシなどで直接ビンテージワックスを取る出し木箱の角や溝の塗りにくい部分を最初に塗っておきます。このステップは普通のペンキを塗るときも同じです。
【ステップ3】


表面部分にも歯ブラシで木目に沿ってビンテージワックスを塗っていきます。
歯ブラシでなくてもウエスで塗布しながら塗りこんでも大丈夫です。
ポイントは木目が透けるくらいの分量で塗り進めると最後の拭き取りもスムーズにいきます。
【ステップ4】

小箱全体に着色できたら30分程乾燥させます。そして乾いたウエスでビンテージワックスを拭き取っていきます。
完成品です。ダメージを与えた部分はビンテージワックスは濃くなりアンティーク感を演出してくれますよ^^



最後の画像はmy wifeの演出です^^?