バターミルクペイントの塗り方は?耐久性や人気色を調査!

 

今、DIYをされる方々の中で塗料には何を使うのか?ということで悩まれる方が多いと思います。

 

そこで、今回は今注目の「バターミルクペイント」を取り上げてみたいと思います。

 

そもそも、バターミルクペイントと言うのは、アーリーアメリカンの柔らかい印象の色調で、塗装後出来上がりでは、美しいマット仕上げになるペイントで、耐水性にも優れている点注目されていて、是非一度試してみてもいいペイントです。

バターミルクペイントの塗り方は?

 

では、このバターミルクペイントの塗り方についてご紹介します。まず、ハケやブラシ、ローラー、スプレーガンなどでお好きな方法で行って頂いて結構です。

 

ペイントする対象物によっても様々な方法で塗装することが出来ます。優れた材料に対する吸着性とペイント自体に伸展性があるので、家中の家具や壁から、屋内外の木製品に使用して頂けるようになっています。

 

妻に頼まれて花瓶置きを作りました^^ バターミルクペイントのチャイルドロッカーホワイトを最初に塗り、2時間後くらいに乾いてからドレッシングブルーで重ね塗り。

 

最後に紙ヤスリの80番で木材の角部分などをペーパーしてアンティーク感を演出しています。

 

更には、壁面に貼り付けた壁紙の上からも、プライマー等を使って塗装できます。この他に、下地の為の下塗りや、ステンシル、フォーフィニッシュにも使用して頂ける点は自由自在な使用方法が楽しめます。

 

したがって、屋内や屋外でも色々な対象に塗装できることで統一感を楽しむことも可能になります。

 

また、自分なりに数種類のバターミルクペイントを組み合わせてオリジナルの色を作ることができます。この時に注意してほしいのは、色調を維持するために各色調の混合比率を明確にメモしておくことが重要です。近くで見たら同色なのですが、離れて見ると僅かながら色合いが違うという事が有りますので注意したいところです。

 

バターミルクペイントの耐久性や人気色は?

 

バターミルクペイントは、元来、上にも書きましたが、水性塗料でありながら抜群の伸びがある塗料で、簡便に塗装できるペイントですがその耐久に関しては屋内の家具・インテリアで使用するのか、或いは屋外の壁面や柵などに塗装するかで随分と変わってきます。

 

いくら優れた耐水性を持っていても被塗装素材の耐久性にも影響されますので、その点は注意してほしいです。

 

ただ油性ペイントとほぼ同じくらいの耐久性はあり十分屋外仕様にも満足できる耐久性を持っています。

 

では、そうしたバターミルクペイントですが、最近の流行の色はどのようなものがあるかをご紹介します。

 

バターミルクペイントで有名なメーカーとしてオールドビレッジ社から概ね23色位のものが発売されているようですが、先程も述べましたように、個人で好きな色調に調合する場合が多い様で、赤系、青系、緑系、黄色色系と様々な色調を自分で作ってみている方々が多いようです。

 

販売されている色には、ワイルダーチェアイエローから始まり、パンプキン迄種々取り揃えられています。

 

これらの色を単色として使用するのではなく、色々混ぜ合わせ自分なりの色を作ってみている方も多いようです。

 

また、素材感を出すために、キャンパス生地風を出すために塗装したり、コンクリート風にしたりと様々な塗装を試してみることができます。

しかし、アーリーアメリカン風を演出する目的で使用されるケースが殆どで、やはりパステルカラー系のものが多く、男性が制作するとペパーミント系の色調が、女性ではピンク系のパステルカラーが人気の色調になっています。

 

バターミルクペイントを初めてお使いいただく方にはこうしたオーソドックスな色調から試されてみてはいかがかと思います。

 

また、以前に紹介しましたブライワックス等を使ってツヤ出しを行えば、行わないときと色調が変わって見えることもあり、様々なトライアルが可能だという事もうれしいペイントになっています。

 

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まとめ

 

ここで今までご紹介したバターミルクペイントは、現在世界中で使用されている最高級の自然塗料で、アメリカの開拓時代、つまりアーリーアメリカンの時代には、家具職人などの職人は自分独自のペイントカラーを出すために、 農作物や土、レンガの粉を顔料としてバターミルクペイントを作り出したことがこの塗料の発端になります。

 

当時は、このミルクで作られた塗料を家具や家のデコレーションに使い、装っていました。その期限を持つバターミルクペイントが現代に蘇り人気を博しているペイントになります。

 

DIYを行う人たちには是非一度試してみて頂きたい逸品になります。使用方法も簡単ですし、耐久性、色のバリエーションも豊富で、何より自分で色調を作ってみるという事も簡単ですので試してみては如何でしょうか?