OSBボードの強度や耐水性など特徴は?塗装や棚作りに挑戦!

 

ホームセンターなどで、合板と一緒に並んでいる板に「OSBボード」と呼ばれる板があります。

 

外観は木の繊維がランダムに走っているため、普通の合板とかなり違ってオシャレな感じです。今回はこのOSBボードに焦点を当ててみようと思います。

OSBボードとは?

 

OSBボードは「Oriented Strand Bord」の略で、薄い短冊状の木片をランダムな方向に敷いて、それを加圧して接着剤で固めて作ります。

 

この接着剤も非常に強力なものを使っていますから、板自体が非常に丈夫に出来ています。もともとが北米などで、建築資材などに使いにくかった木材を加工して使う様になった材料です。

 

木片を材料にする資材としては、合板や集成材などがありますが、OSBボードはこういった資材よりも使える木の材料の幅が広いため、地球環境にやさしい資材と言えます。

 

板の厚さの規格も、内装から構造まで様々ありますが、DIY用途のものは内装用を使用することが多く、比較的薄いものとなります。

 

また、内装用の場合のボードの表面は、外観を良くするために特にサンダー掛けを施しています。

 

片面サンダーと両面サンダーがありますが、DIYで棚などを作る場合は両面サンダーのタイプを使います。

 

OSBボードの強度、耐水性

 

OSBボードは見た感じがベニヤ板よりも隙間が空いているような印象を得ますが、実は高い強度を持ち、住宅の構造用合板にも使われています。

 

使われる場所としては屋根や壁のみならず、床の下地材にまで使われています。当然JAS(日本農林規格)にも入っていて、様々な強度に関しても十分な性能規格で決められています。

 

用途としては構造用のほかに内装用のボードがありますが、DIYの用途では内装用を使うのが良いでしょう。

 

内装用OSBボードは、接着剤にフェノール樹脂などを使っていますが、水が常時かかる場所、例えば風呂場などに使うのは適切ではありません。ですから居室のものに限定して作ると良いです。

 

OSBボードの塗料との相性は?

 

今回はDIY用途と言うことで、両面サンダー掛けのボードについて述べますが、両面サンダー掛けのタイプはボード表面をサンダー掛けしてある分、水性塗料の使用が可能です。

 

例えばステイン系の塗料を塗って、ボード独特の繊維の風合いを楽しむことが出来ます。また、当然ながら塗膜を作るニスなどを塗ることも出来ます。好みによって選ぶと良いでしょう。

 

因みに・・OSBボードにネオステインをペイントする場合は。。。

 

出来ればランダムサンダーでペーパーは120番くらいで表面部分を剥がします。

 

サンダー使用後はOSBボードの表面のツヤツヤした部分は剥がれますので塗料がのりやすい状態になります。

 

ネオステインのオークを塗るとこんな感じです。

 

棚などを作るときは

 

棚などを作る時に最も重要なのが強度です。確かにOSDボードは構造用の合板として使われていますが、構造用合板が家などに使われる場合は、外からの力のかかる部分には構造用の角材などを使っています。

 

DIYで作る棚などは、こういった補強手段を忘れてしまいがちですが、たわみの見られる場所などでは補強用の角材などを使う工夫が必要です。

 

また、棚などを壁に吊る場合には、壁の強度も勘案するべきです。壁に不用意にアンカーを打ち込んでも、その耐荷重が足りない場合は、棚自体の落下だけでなく、壁の破損もあり得ますので注意が必要です。

 

必要に応じてアンカーの数を増やしたり、アンカー位置を変えたりすることが大切です。いずれにしても、棚にどういった物を置くかの、事前の計画が必要です。

部材同士の接合に関して

 

棚などの荷重がかかるものを作る時は、ボードの強さを注意するだけでは無く、部材と部材の接合手段を考えることも大切です。

 

接合する部材にもよりますが、クギを選ぶべきか、木ネジを選ぶべきかで強度や施工性が変わって来ますし、合わせて接着剤の利用も必要かもしれません。

 

また、場合によっては通しボルトや鬼目ナットを用いるのが良い場合もあります。特にクギやネジが「点」で集中して荷重を受ける性質の物であること、そして接着剤が「面」で荷重を分散してを受けることを知っておくことは重要です。

 

また、メカニズムとして、クギなどは壁材裏側の母屋などに打ち込んで強度を出すことが出来ますし、また仮に、内装部分が堅牢な素材がむき出しになっている場合などは、接着剤を使って面で受けた方が良い場合もあります。

 

DIYで作るならば、ボードの材料の知識だけでなく、こういった接合材料についても知っておくことが重要です。