穴あきボード(有孔ボード)で100均DIY!フックや活用術も!

 

最近、DIYをする人が増えるにつれて人気急上昇の有孔ボードをご存知でしょうか。

 

知らない方のために、説明しますと一般的には、ラワンベニアなどに穴が空いているものを言います。

 

一番イメージとしてわかりやすいものですと、小学校などの音楽室の壁です。あの壁は、丸い穴が空いていたと思いますが、まさにあれが有孔ボードです。

 

そんな有孔ボードですが、DIYのオシャレアイテムとして注目されています。

 

もちろんホームゼンターなどで、大きなものも販売されています。

 

ですが、今回は、お手軽に使える100均で販売されている有孔ボードを使った簡単DIYについて解説していきたいと思います。

100均で販売されている有孔ボードとは

 

今回は、オシャレ100均の代名詞、セリアで売られている有孔ボードを中心に説明していきたいと思います。

 

セリアの有孔ボードは、商品名がパンチングボードと言います。

 


画像出典:セリアのMDFパンチングボードとちと失敗の巻 | ゆみとままのおうち日記

 

大きさは、A4サイズで、板に空いている穴の幅は、おおよそ25ミリになっています。

 

フックなどを使って有効ボードで簡単DIY

 

有孔ボードがどんなものかわかったところで、有孔ボードを使ってどんなものをDIYできるかみていきましょう。

 

簡単収納ディスプレイ

 

A4のフォトフレームを準備します。まずフォトフレームを分解してフレームだけにしてしまいます。

 

そしたら、裏から有孔ボードを入れますとそのままハマると思います。

 

これを木工ボンドで止めましょう。表にして、適宜有孔ボードの穴に木工ダボ(6ミリのもの)を打ち込めば、オシャレディスプレイが完成です。ちなみに、ダボとは、小さい棒のようなものです。

 

ダボの詳細記事はこちら!
 ↓      ↓
木ダボの使い方!ドリルの穴あけとマーキングポンチの活用術!

 

ここで、100均の有孔ボードでDIYをする場合の注意点があります。

 

セリアの有孔ボード材質はMDF材でできています。MDF材とは、木材を繊維状にほぐし、ボード状に成型したものです。

 

工業製品として規格は均一で、丈夫でねじれなどに強いという特性があります。

 

ですが、木ネジなどを使用しても、効きにくいという弱点があります。下地が木などで、MDF材と合わせるのであれば、なんとか止まりますが、MDF材が割れたりする可能性があります。

 

ですから、今回は、無理にビスや釘を使わなくても木工ボンドでも十分に強度は確保されます。

 

また、着色する場合は、塗料を吸い込んでしまい滲んだようになってしまい、うまく着色出来ないと思います。ですからシーラーなどを塗って目止めしてから着色するとうまくいきます。

フックをかけたりして収納ディスプレイ

 

有孔ボードをそのままですと裏面に空間がなく、フックなどがかけられません。

 

ですから、有孔ボードの裏に、余っている端材などで厚さ1㎝以上の板を取り付けて、空間を確保すれば、フックなどをかけることができます。

 

これで物自体は完成ですが、壁に取り付けないと話になりません。「あーうち賃貸だから取り付けは無理だった」と思うのは早計です。

 

実は、傷もつかないで、取り付け方も簡単にできてしまいます。

 

先ほど取り付けた裏側の板の部分に三角カンを適宜取り付けます。

 

そして、取り付けたい壁に、石膏ボード用のフックを取り付けて、三角カンを引っかければ、簡単にできてしまいます。

 

またフックだけでなく、ダイソーで販売されている、メッシュワイヤーラックのフックを少し加工することで、有孔ボードに取り付けられます。

 

メッシュワイヤーラックのフックは、付け根の引っ掛ける部分が狭いUの字状になっていますので、それをペンチで、両方を90度に曲げ伸ばします。

 

伸ばした方を1センチくらい開けて、もう1度90度に折り曲げて階段のようになれば、有孔ボードフックが簡単に完成しちゃいます。

 

ちなみに、ダイソーなどの100均のメッシュワイヤーフックでないと、ペンチを使い手でのばしたりできませんのでご注意ください。

 

また、その他のメッシュワイヤーに掛けるシリーズは、同じ加工方法でどれでも応用が可能です。

 

まとめ

 

有孔ボードで簡単にDIYできることがお分かりになりましたでしょうか。

 

早速作ってみたくなった方も多いのではないでしょうか。工夫次第でもっと色々とできると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。