日用品を収納するのに、引き出しや物入れなどがありますが、フックなどを使って壁に掛けておくことが出来ると整理も簡単ですし、見た目もきれいになります。

 

壁にフックなどを直接着けるのもよいのですが、フックを自在に着けることが出来る材料があれば非常に便利です。そこで取り上げたいのが「有孔ボード」です。

有孔ボードとは?

 

有孔ボードとは、簡単に言うと・・・「孔の多数開いた合板」の商品名ですが、孔の直径や孔の間隔が等間隔であることからデザイン性に優れ、インテリアにも使われている材料です。

 

素材は主にシナ合板やラワン合板などがあり、厚みは4mmから12mm、孔の直径が5mmから8mm、孔の間隔は25mmと30mmになっています。

 

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有孔ボードは建材として、(例えば音楽室の壁などの材料)昔から使われて来たものでありますが、そのデザイン性が注目されてインテリアにも使われるようになりました。

 

 

インテリアの収納目的として使う場合は、専用のフックなどと併せて使います。

 

ホームセンターや通販サイトを見ると、有孔ボード専用の金具を販売してますのでそれを使うと良いでしょう。

 

有孔ボードの取り付け方

 

有孔ボードは壁面にビスを打って取り付けます。ボードのメーカーが壁面取付用の部品を販売していますので、それを使うときれいに納まります。

 

ただし、設置する壁が石膏ボードである場合は、別途アンカーなどの打ち込みも検討した方が良いでしょう。

 

有孔ボードにフックを取り付けて使う場合には、取り付ける壁面と有孔ボードの隙間が15mm以上のスペースが必要です。

 

専用の取付部品は15mm浮かせて付けられるようになっていますが、目的などに合わせて適宜、調整することが必要です。

 

有孔ボードで棚を作ってみよう

 

有孔ボードのメーカーは、ボードと同じ表面の棚板と部品類を取り扱っています。

 

手っ取り早く棚を作るのであれば、そちらの部品をホームセンターか通販で求めるのが早道です。

 

ただし、既存の材料でもの足りない場合は、他の材料を使用することもできます。

 

有孔ボードは、合板ですから木ネジなどの締結が可能です。また、鬼目ナットなどを使えばボルト止めも可能になりますので大きいものも作れるようになります。

 

単純な棚だけでなく、システム家具の様なものまで作ることが可能です。

棚を作るときの注意点

 

有孔ボードにフックを引っ掛けて使う場合は、吊り下げる物の重さがボードと並行して働くので、孔さえ破損しなければ、それほど問題にはならないのですが、有孔ボードから棚板を片持ち状に持ち出して使う場合、棚に乗せる物の重さをある程度制限しないと、有孔ボードの破損や、金具の破損、または棚板が下に垂れてきて乗せた物が落下するなどの事故が起きることもあります。強度には十分に注意しましょう。

 

尚、有孔ボードの強度を考える場合、肉厚のものを使用するのも良いのですが、額縁や桟などを使って補強する場合が良いこともあります。

 

有孔ボードにオリジナルの塗装をしてみよう

 

有孔ボードは、いくつかの木目調のデザインが容易されています。しかし、「木の風合い」をこだわりたい場合は、買ってきたものをそのまま使うのでは無く、塗装などにもひと手間かけることも可能です。

 

有孔ボードは、穴加工が多いため、その部分への塗料ムラなどが発生しやすいのですが、丁寧に仕事を進めれば、上質の仕上がりが期待できます。

 

ワックスやオイルなど、いろいろな素材を使って楽しむことが出来ます。

 

また、ペイントも、単なるペンキ塗装ではなく、アンティーク調の塗料を使ってオリジナルの風合いを出すのも面白いです。

 

有孔ボードの施工にあたっての注意

 

有孔ボードも、合板ですから取付にあたっては重量に注意が必要な場合があります。

 

取付部品の種類や、設置する用途などによっては、ボードを壁面に取り付ける場合のアンカー選定も考える必要が出てきます。

 

この場合のアンカーの選定は、ボードの重さだけでなく、吊り下げる物の重さをある程度想定し、その上で余裕を見て、アンカーの耐荷重を考える方がベターです。

 

また、アンカーなどを一切使用しない取り付け方として、ディアウォールなどの突っ張り材との併用が挙げられます。

 

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ディアウォールなどは2×4材になり、強度的にも余裕があるので、こちらを利用した方が強くなることもあります。

 

また、壁に穴をあけずに済むので、特に賃貸住宅に住んでいる人にはオススメの工法です。