メイクアップシートの貼り方は?耐熱や防水について調査

 

メイクアップシートとは聞いたことがありますでしょうか。パナソニックのメイクアップシートは、化粧の代わりにデジタルで、顔に貼るシートを印刷するものと思いついた方はかなり家電好きとみました。

 

ですがこのブログは、DIYをメインの題材としていますので、パナソニックから発売されるものではなく、アサヒペンから発売されている、メイクアップシートをいいます。

 

あまり聞き慣れない商品名ですが、実は非常に便利な商品です。冷蔵庫やキッチンの扉などに貼れば、簡単に模様替えができてしまいます。

 

また「カラーボックスの色が飽きてしまった」なんて場合も、このメイクアップシートを使えば、貼るだけで簡単に気分を変えることができます。

 

棚板を綺麗に塗装するのではなく、このメイクアップシートを使えば簡単に綺麗に着色することができちゃいます。

 

ペンキなどで塗るのもいいでしょうけれども、養生したり、マスキングしたり始まるまでが非常に大変です。

 

それでもムラになったり、垂れたり・・・ですが、メイクアップシートは貼るだけ簡単にできちゃいます。

 

今回はこのように便利に使えるメイクアップシートについて解説していきたいと思います。

メイクアップシートの貼り方

 

まず、アサヒペンから発売されているメイクアップシートは、収納家具やカラーボックス、電化製品、ダンボール、ドア、木材などに貼ることができます。

 

大きく凸凹している面、ザラザラしていなければ貼ることが可能です。土壁、床、天井、風呂場、屋外に貼ることは適しません。

 

それではメイクアップシートの貼れない面を整理しておきましょう!

 

① ザラザラした面

② 凸凹の激しい面

③ 布製品

④ 天井

⑤ 土壁

⑥ 風呂場

⑦ 屋外

⑧ 床面

 

製品の特徴としましては、接着剤があらかじめ付いていますので、裏紙を剥がすだけで準備は完了です。

 

準備するものは、定規とよく切れるカッターナイフ、ゴムヘラです。定規は、なるべく、貼る面と同じ長さのものを選びましょう。

 

短いと、最後の最後に失敗する可能性があります。(アサヒペンから、柄付きカット定規が発売されていますので、それを使用してもいいでしょう)

 

よく切れるカッターは、刃を新品にしておきましょう。切れないカッターですと、カットした面がギザギザになり、かなり見苦しくなります。

 

ゴムベラはなんでもいいです。アサヒペンからはワッペンシート用の抑えヘラが発売されています。また、同じくアサヒペンから、おさえヘラ・ステンレスカット定規・カベ紙用カッターナイフ・おさえローラーのセットが売られているのでこちらも便利です。

 

 

 

それでは貼り方です。今回は2年前に購入したカラーボックスをメイクアップシートで変身させてみたいと思います^^

 

 

①基本中の基本ですが、貼る面の汚れや油などを綺麗にします。木材に貼る場合は、貼る面を仕上げておくようにします。

 

 

②粘着面の裏紙を3〜4センチほど剥がして、仮止めします。マスキングテープを併用してもいいでしょう。この時に、貼る対象物の大きさにだいたいカットしておくと良いでしょう。

 

 

③粘着面の裏紙を少しずつ剥がしながら、柔らかい布か、画像のようなゴムヘラで空気が入らないように、押し出すようにして貼り付けていきます。

 

 

④余分な部分のシートは定規を当てカッターでカットするか、今回のカラーボックスでしたら画像のように木材に辺にカッターを添わせてカットしても綺麗に仕上がります。

 

 

⑤空気が入ってしまった場合は、その場所を少し温めて(温めたタオルなどを使用するといいでしょう)から、針で刺して空気を抜くようにします。

 

 

メイクアップシートの耐熱や防水について

 

メイクアップシートは、塩化ビニルが主な素材です。メイクアップシートの説明には、耐熱や耐水についての詳しい説明はありません。

 

ですが、塩化ビニルの耐熱は、60〜80度になっていますので、その付近までの熱であれば問題なく使用できると思います。

 

また塩化ビニルは、耐水性がある素材です。ですから、水が多少かかっても大丈夫かとは思いますが、糊の接着部分に少し不安が残りますし、商品の説明でも屋外使用は推奨されておりませんので、常時水が掛る部分には使用を控えた方がいいでしょう。

 

まとめ

 

最近は一言でメイクアップシートと言っても多くの種類が発売されるようになってきました。色や柄も多彩で部屋か家具など色々な用途に使えるようになっています。アサヒペンのスーパーメイクアップシート色柄のバリエーションが35種類ありました。

 

貼り方も比較的簡単に出来る作業ですが、一つだけ注意することは、メイクアップシートを広げて貼るときに丸まった癖が付いているので裏側シートを少しづつ剥がして貼り付けないと粘着部分同士がくっついてしまうことがあります。

 

今回はカラーボックスで行いましたが、台所のシンク扉や家電製品など用途としては豊富だと思います。身近で便利に使えるメイクアップシートを一度使ってみてはいかがでしょう!