バターミルクペイントの使い方!ニス仕上げとの比較や乾燥時間は?

 

最近、DIY女子が増えてきました。そこでにわかに、脚光を浴びているのが、バターミルクペイントですね。

 

どんなものか、淡いマットな色味が出る塗料です。ミルクカゼインという自然由来成分でできています。

 

水性なのですが、用途としては、屋内外の壁・家具・建物・モルタル・ブロックにも塗装できてしまいます。

 

耐水性が強く、凸凹したものや、屋外の壁などに使えるのは嬉しいですね。

 

本当に用途の幅が広がりますよね。それでは、準備物です。

 

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準備するもの

 

・バターミルクペイント

 

・スクレパー(バターミルクペイントの蓋を開ける時便利です。)

他にもいろいろ用途はありますが・・・^^

 

・ペイントフレキシー(塗料を容器に移し変える時に、本体の缶にたくさん塗料がこびりつかないようにするものです。これは、あれば何かと便利です。)

 

 

・刷毛(広い部分を塗る場合には、ローラーでも使用できます。)

 

・容器(ローラーを使用する場合は、それ用のトレイ)

 

・新聞紙(適宜汚れないように使用しましょう)

 

・手袋(手が汚れても気にしない、汚さないという方は不要です。)

 

バターミルクペイントの使い方

 

まず塗装の基本下地作りです。今回の、バターミルクペイントは、仕上がりを考えてから下地を作る必要があります。

 

最初にも書きましたように、バターミルクペイントは、マットな淡い色味で綺麗に仕上げることができます。

 

その淡い色味を生かして、使い古した(ビンテージ)な感じにでも仕上げることもできます。

 

またさらには、ツルツルピカピカに仕上げることもできます。

 

ですから、どのように仕上げるかによって下地の処理が変わってくるということです。

 

普通に綺麗に塗る場合やツルツルピカピカに仕上げたい場合は、下地をきちんと平らに仕上げてから塗る必要があります。

 

木材であれば、240番程度の紙やすりで表面をこすり綺麗に仕上げてください。

 

それから、水拭きで綺麗に汚れをとりましょう。これで下地は完成です。

 

また、使い古した(ビンテージの)感じに仕上げたい場合は、汚れや錆を落とす程度で、あまり綺麗に仕上げすぎない方がいいです。

 

あえて、下地がデコボコしていることで、ビンテージ感を演出できます。下地の処理が終わりましたら、あとはどちらの場合でも普通に塗装していけばOKです。

 

この時、よく缶を振って撹拌してから使用してください。塗料が沈殿していることがあります。

 

木材の場合は、マットに仕上げたい場合は、1度塗りでも十分です。この場合は、少し厚めに塗るといいです。

 

木材以外の、プラスチックや金属類にペイントする場合には、2回は塗らないと下地が見えてしまうことがあります。

 

ツルツルピカピカにしたい、綺麗に仕上げたい場合は、乾燥したのちもう一度塗っておくと完璧です。

 

いずれにせよ、2度塗りの場合は、半日から1日は乾燥させておきたいところです。

 

ニス仕上げとそうでない仕上げ

 

それでは、仕上げの段階の説明です。まずは、ツルツルピカピカ仕上げの場合です。2度塗り後もきちんと1日程度乾かします。

 

きちんと乾いたことを確認してから、塗装した表面を紙やすりでこすって表面を整えてください。

 

この時は、500番くらいの紙やすりから慎重に磨いていきます。少し時間がかかりすぎるようであれば、240番の紙やすりでもいいと思います。

 

磨いていきますと表面にある程度の輝きが出てきます。そうしましたら、綺麗なタオルなどで良く拭いてください。

 

それから、ニスを塗り仕上げを行います。ここで使うニスはなんでも良いのですが、必ず水性のニスで行いましょう。

 

油性ですと、親和性が良くないので、後ほど何か影響が出ないとも限りません。

 

さらに油性ですと、若干黄ばんだような仕上がりになってしまいます。

 

この時、ニスはそんなにたっぷり塗らなくてOKです。木材に直接塗るのとは違いしみこみがありませんので。ニス塗りも1回で十分です。

 

ニスを塗らない場合は、乾けば完成です。でも、もっとビンテージ感を出すために、100番くらいの紙やすりで、擦れるようなところをこすると、さらに良い感じに仕上がります。

 

もっとダメージ加工した場合は、80番の紙やすりで全体的にダメージを与えてもいいと思います。安心のためには、100番の紙やすりくらいから様子をみてやってください。

 

乾燥時間

 

バターミルクペイントは、先にも記載しましたが、季節にもよりますが、1日は確実に乾かした方が上手に仕上がります。

 

また、きちんと乾いていないうちに触ってしまいますと、膜が破れたようになり、ツルツルピカピカ仕上げの完成には、大きなダメージになってしまいます。

 

ですから、きちんと乾燥させてから、次の工程に移りましょう。2度塗りを行った後も、1日は乾燥させておきたいところです。

 

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バターミルクペイントで仕上げた小物入れを作ってみました。

 

最初にネオステインのチョコレート色で着色して、その後にバターミルクペイントを2度塗り、最後に80番の紙ヤスリでアンティーク感に仕上げてます!

 

ちなみに取手はセリアです^^?

 

まとめ

 

耐水性に優れていて、水性なのに屋外でも使用できるのは本当にいいですね。

 

水性ですから、後片付けも楽チンです。さらには、ビンテージな雰囲気を出すことに関しては、本当にかなり使い勝手がいいと思います。

 

さらに、色々な材質にも塗ることができる万能な塗料です。一度、使ってみてはいかがでしょうか。