DIYで作った作品の仕上げはワックスであったりオイルであったり、作者の「こだわり」を表現できる部分ですが、普通にペイントをする場合でも「こだわり」を十分に持つことは可能です。

 

今回紹介する「チョークペイント」は、イギリスで生まれて世界中で高い評価を受けている塗料です。チョークペイントの特徴や使用方法などをチェックし、DIYライフのアイテムのひとつになったら良いと思います。

チョークペイントとは

 

 

チョークペイントとは、20数年前に室内彩色の専門家、アニースローンによって作られた装飾用塗料のブランドネームです。

 

特徴としては、マットな質感が出ますので落ち着いた感じに仕上がります。

 

オススメの使い方としては、アンティークな風合いを出したいDIY作品への使用が挙げられます。

 

チョークペイントの塗装の表面は「シャビーシック」という言葉が似合うと思うのですが、それは、使い込まれて多少のキズがあったり、作られてからの歳月や歴史を感じさせる風合いを指します。

 

チョークペイントで仕上がるクラシカルな作品は、空間の雰囲気をゆったりとさせ、心に落ち着きを与えてくれることでしょう。

 

チョークペイントはDIY初心者向け?

 

チョークペイントは下塗り無しで塗れることも大きな特徴のひとつです。一般に「塗装」と言うと、表面の汚れを削り取ったり拭き取ったりして、更には溶剤などで脱脂し、プライマーを塗るなど、結構大がかりな作業が発生する場合もあります。

 

しかし、チョークペイントは、これらの作業無しで上から塗装をすることが出来ます。DIYとは言え、「塗装」はプロまでいる非常に奥の深い作業で、塗り方においても、様々な工程やコツを踏まえた上で進めなくてはなりません。

 

ところがチョークペイントは直接塗ることが出来る塗料ですので、それこそDIY初心者に非常にふさわしいアイテムだと言えるでしょう。

 

 

チョークペイントの特徴

 

チョークペイントは炭酸カルシウムを元にした自然素材の塗料で、カラーバリエーションが32色あります。混色は水彩絵の具の様に、自由自在にすることができます。

 

ですから作品のレトロ感を出すための「歴史を重ねたくすんだ風合い」などを作り出すのが非常に簡単です。また、揮発物質が少ないため臭いが無く、室内での塗装も容易にできるのも嬉しい点です。

 

チョークペイントの塗り方

 

チョークペイントは下処理無しで、刷毛やローラーなど、様々な道具で塗ることが出来ます。

 

ペイントの表面はすぐ乾きますが、中まで乾くのにはしばらく時間を要します。チョークペイントには表面用のワックスが用意されています。塗装したあとに上からかけると、違った風合いを楽しむことが出来ます。

 

 

また、アニースローンはチョークペイントのために専用ブラシを用意しています。

 

 

これは豚毛で出来ており、ペイント保水力が高く、シックな感じのテクスチャーを表現するのに非常に便利なブラシです。

 

必ずしも専用ブラシにこだわる必要もありませんが、アニースローンのイメージするチョークペイントの風合いを追及するならば、使ってみたいアイテムです。

 

仕上げをこだわる

 

チョークペイントは「仕上げにこだわる」ことが出来るペイントです。

 

木素材に塗る場合に、少量の水を加えて刷毛で塗りこみ、拭き取ることで木目を強調した風合いにすることが出来たり、ブラシでテクスチャーを作り、ダークワックスを掛けることでレトロ感を表現したり、厚く塗り重ねた後でドライヤーで強制乾燥させ、敢えて表面にヒビを入れるなど、非常に多彩な「仕上げ」を楽しむことが出来ます。

 

小さいものから大きいものまで

 

チョークペイントは初心者にも簡単に扱えて、シャビーシックを狙ったり、ワックスで仕上げたりと、多彩な表情を持たせることのできる塗料と言えます。

 

ですから、塗る作品も、作り付けたちょっとした棚から、各種ボード類を利用した大型の家具などまで、非常に範囲が広いです。

 

インテリアに使うアイテムにチョークペイントを掛けてシャビーシックに仕上げ、レトロな空間を演出するのも面白いと思います。