キシダテコールは、ホームセンターの塗料などのコーナーによくあるのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 

簡単に言えば屋外のウッドデッキや壁などで使用する保護剤です。防腐、防カビ、防虫の効果があります。

 

ニスなどのように木材の表面に塗膜を作らずに浸透させて使用します。ですから、木材の木目を残すことができます。

 

また、木材自体が呼吸することができますので、塗膜が割れたりなどがありません。

 

このように、実は名前は難しいですが、屋外の木材工作物にはもってこいの、キシダテコールの使い方について解説して行きたいともいます。

キシダテコールの塗り方

 

前提としてキシダテコールはとにかく対象物が乾燥していることが重要です。

 

①まず作業環境が重要になります。気温が5度以下の場合や、雨天時(湿度が高い日)は、作業は中止してください。

 

うまく浸透しないので、キシダテコールが流れ出したりしてしまって、うまく塗ることができません。

 

②下地の処理を行います。すでに屋外で使用していて汚れているようなものに、キシダテコールを塗布する場合は、サンダーや紙やすりなどで、汚れなどをよく落として、布で綺麗に汚れを拭き取って塗面を整えておく必要があります。

 

また、前回の塗膜がニスなどの場合は、前回の塗膜がなくなるまで綺麗に落とすようにしてください。

 

さらにコケなどのようなものでもっと汚れている場合などの時には、必要に応じて水洗いを行います。

 

この時には、デッキブラシやマジックロンなどで汚れをよく落としておきましょう。

 

ですが、乾燥が大事と言いましたが、水洗いした場合は、よく乾燥させてから作業を開始する必要があります。

 

下地の処理が終わりましたらば、適宜養生を行なったり、マスキングテープで周囲を保護したりしましょう。

 

③いよいよ作業開始といきたいところですが、作業する人の防御も必要です。キシダテコールは、低刺激性で安全なのですが、それでもやはり皮膚が弱い方は負けてしまうこともあります(ちなみに、負けると非常に痒くなります。)また、刺激的な匂いもありますので、マスクも必需品です。

 

④キシダテコールをいきなり塗り始めてもいいのですが、またまたここで、一つポイントがあります。

 

ムラなく仕上げたいという方は、1回目は「キシダテコールカラレス」を下塗り材として塗っていきましょう。下塗りをすることで、塗りムラがなくなります。

 

塗るのは、刷毛が一番いいです。染み込ませるように塗っていきます。

 

あまり塗りすぎ(染み込ませすぎ)ると、液ダレの原因となりますので注意してください。もちろん広い面は、ローラーでも構いません。

 

⑤いよいよキシダテコールを塗っていきます。缶を開ける前によく撹拌させてください。

 

溶剤が沈殿していることがあります。ここで注意ですが、有機溶剤で薄めたりはしないでください。

 

効果も薄くなってしまいます。よくかくはんしましたら、下塗り剤と同様にハケで塗装していけば完成です。適宜、2回〜3回程度は重ね塗りを行なってください。特に擦れるような可動部分等は入念に塗布しましょう。

キシダテコールの乾燥時間

 

重ね塗りするには乾燥時間が、天候により2時間から6時間必要です。キシダテコールカラレスを下塗りとして使用した場合は、夏場以外は、やはり安全をとり6時間以上は乾燥させた方がいいでしょう。

 

下塗りが乾かないうちに、上塗りを行いますと、下塗りの部分の乾燥が著しく悪くなり、降雨時にキシダテコールが流れ出すことがありますので注意してください。

 

2回目以降の重ね塗りにつきましては、12時間以上は乾燥させるようにしましょう。

 

キシダテコールおすすめ人気色は?

 

やはり、ウッドデッキなどに塗るのであれば「パリサンダ」がいいかと思います。シックな感じでキリッとして見えます。

 

普通に塗るのであれば、定番の「ウォルナット」も捨てがたいですね。

 

外壁などを逆に明るめの色で落ち着いた日本家屋のようにしたい場合は「ピニー」が似合うと思います。

 

あとはお好みになってしまいますが、キシダテコールは、塗る木材によっても、同じ色のものを塗っても変わる場合がありますので、見えないところに塗って自分の思っている発色があるか確認しながら作業を進めてください。

 

まとめ

 

木部の保護剤は本当に重要です。3年に1回は重ね塗りすることで、屋外の木材工作物の寿命が格段に違います。

 

木材の保護剤としては安全ですし、塗りやすいですので、屋外の木工製品には、ぜひキシダテコールを使用してみてください。